ブラスターマスターゼロ トリロジー メタファイトクロニクル 評価・感想・紹介
DL版専用だったファミコン風レトロスタイルアクションの完成形の一つ、
ブラスターマスタゼロの完結編が1・2・3・DLCセットのパッケージ版で発売。
2Dアクションゲームが好きな人なら絶対にオススメできる本作を簡単に紹介。
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- 基本スペック
- ブラスターマスターゼロ シリーズの共通事項を簡単に紹介
- パッケージ版 ブラスターマスターゼロ トリロジーならではの特徴
- ブラスターマスターゼロの感想
- ブラスターマスターゼロ2の感想
- ブラスターマスターゼロ3の感想
- 【感想】
基本スペック
公式サイト:ブラスターマスター ゼロ ポータルサイト (blastermaster-zero.com)
発売日:2021年7月29日
対応機種:【Nintendo Switch】【PS4】
価格(税込み):通常版:6578円 限定版9878円
メーカー:インティクリエイツ
ジャンル:探索型アクション
プレイ人数:1
CERO: A(全齢対象)3のみB(12才以上対象)
基本難易度:難しめ
チュートリアル:丁寧
ロード時間:1秒未満
ロード頻度:無し
エラー落ち:無し
処理落ち:無し
ブラスターマスターゼロ シリーズの共通事項を簡単に紹介
- ファミコン世代を強烈に意識した2Dドット絵アクション。
- ストーリ演出も素晴らしく、機体の乗り換え、仲間との共闘等のロマン要素は完璧。
- 難易度は全体的に高めで、特にボスは敵の動きを覚えて確実に対処しないと勝てない難易度。
- 乗り物メインのサイドビューアクションと人間メインのトップビューアクションが組み合わさったマップを探索する探索型アクション。
- 始めは出来る事が少ないが探索を進めて行く内に『壁蹴り』『壁走り』『飛行』等どんどん行ける場所が増えて行く。
- 基本操作はいたってシンプル、新しいことが出来る様になる度にチュートリアルが有るので困る事は無い。
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サイドビューアクションの操作感はロックマンXが近い。ただロックマンの様にカクカクとした操作は出来ず、マリオのように走り始めやブレーキに慣性が乗る。
- トップビューアクションはファミコン世代なら一目で分かる操作性。ジャンプは出来ないが、8方向に撃てる様々な特性の有るショットを切り替えながら進んでいく。
- アイテムを取ると武器がパワーアップしてどんどん楽になって行くが、逆にダメージを受けると武器がパワーダウンしていってどんどん辛くなっていく。
- 通常BADエンドと条件達成GOODエンドの2種類が有る。(いずれもアイテムをコンプしていれば達成可能)
パッケージ版 ブラスターマスターゼロ トリロジーならではの特徴
- 1・2・3フルセットの完全版
- 全編フルボイス(イメージに合わないならオプションから変更可能)
- DLC要素は全部使用可能状態
- DL版で遊んでいた場合セーブデーターはそのまま引き継ぎ
プレイ前の注意点
絶対に1→2→3の順番でプレイして欲しい。
『ブラスターマスター』シリーズはストーリーが完全に繋がっているので、急に3から始めてもまず理解できないし感慨も何も無い。
システム周りも1→2→3のプレイを前提とした暗黙の了解も有るし、難易度も上がっていくので詰まる可能性が高い。
作品ごとに独自の魅力が有るので、1からでも飽きずにプレイできるはず。
ブラスターマスターゼロの感想
ファミコン世代のスタイルを再現した、かなりシンプルな操作感。
初作ではあるものの、この時点でゲームとしての完成度は相当のもの。
特殊武器は弾数制で、飛行したり壁に張り付いたりするには時間経過で回復するSPを使う。
ストーリー的にも重要な作品なので、この時の操作感を忘れない様にしておくと後で感動すること間違いなし。
DLC要素
タイトル画面『EXTRA』から『EXプレイヤーモード』を選択。
『ガンヴォルト』『シャンティ』『ショベルナイト』『えころ』の4人がプレイヤーキャラとして使用可能。それぞれが元になったゲームの特徴をそのままにブラスターマスターのステージで遊ぶことが出来る。
ただしストーリやセリフは一切無い。
特にオススメは『蒼き雷霆ガンヴォルト爪』より参戦の『ガンヴォルト』
シリーズの外伝作品かと思えてしまうほどの再現度でビックリする。
「ダートロック」「雷撃鱗」「ホバリング」はもちろん、まさかの「電磁結界」まで使用可能。
トップビュー限定だが、もちろんSPスキルも使用可能でもうやりたい放題。
ちなみにSPゲージは敵に攻撃を当てると回復する。
アクションゲーム最強クラスの主人公を他作品に出すとどうなるか?こうなった。
あれ、ソフィア乗らない方が強くね?はい、強いです。
これでも一応弱体化していて、
「チャージング」がないのでEPは自然回復しかないので攻撃に空き時間が出来るし、2段ジャンプもダッシュも使えないし、歌も無いので復活も出来ない。
フルパワーのジェイソンと比べると、やや火力不足感は有るもののその他はビックリするぐらいに強い。
『ガンヴォルト』作品の一つとして、コレだけでも十分元は取れる面白さ。
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ブラスターマスターゼロ2の感想
全体的に遊びやすくパワーアップ。操作感が変わりかなり現代風になった。
ストーリー演出も大幅に強化されているので熱い展開が最後まで続く。
まずはサイドビュー。
主な変更点としては特殊武器の弾数制の削除と、衝撃を吸収してSPを回復する『アブソーバ』の追加。
SPゲージはアイテムの他「高い所から飛び降りる」「ダメージを受ける」と回復する。
今作では特殊武器をSP消費で撃つように変更されたので消費は激しいものの、いつでも回復が出来る様になったので、かなりダイナミックに戦闘可能。
前作と違いSPゲージは時間経過で回復せず0になるとパワーダウンして大幅に弱体化するロマン要素が追加されたがそこはご愛敬。
トップビュー
敵の攻撃にボタン一つで強烈なカウンター攻撃を仕掛ける事が出来る様になった。
判定はかなり緩めで簡単にカウンターが取れるが、連打していてカウンターできる程甘くはない。
使いこなさないと避けられない攻撃も有るので要練習。
ちなみに本作の元になった「メタファイト」と同じサンソフトが発売した
「いっき」をモチーフにしたステージとキャラが登場するのも2から。
DLC要素
タイトル画面『EXTRA』から『EXプレイヤーモード』を選択。
ゲーム性が全く別物に代わるので新鮮な気持ちでプレイ可能。
ただし今回もストーリやセリフは一切無い。
『白き鋼鉄のX』より参戦の『アキュラ』君。
まさかの「GV」をも上回る完全再現っぷり。
「ブリッツダッシュ」はいつも通り超高速でかっ飛び、ぶつかれば「ロックオン」
ロックオン中はレーザーはもちろんの事、特殊武器まで原作のロックオン仕様に変更。
ボスを倒せば特殊武器が手に入る所まで再現。
更には「電磁結解」と「リロード」まで再現しているのでGV以上に無敵。
何気に歌も地味ながら使用可能。
なお、イクスさんの頃なので空中Bボタンで何時でもホバリング可能、ついでに「電磁結解」のブリッツ消費は2。
とてつもないこだわりを感じる。
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ブラスターマスターゼロ3の感想
3のテーマは『逆転』
ゲーム性は2の段階でほぼ完成しているので、マイナーチェンジ版といった印象。
1と2をプレイしている事が前提なのか、かなりの高難易度。
今作新要素は『超次元空間』と『SF(ソフィアフォース)ダンジョン』
『超次元空間』は同じステージの裏側を進むイメージ。
例えば上下が逆転していたり、明るい場所が逆転して真っ暗になっていたり様々。
当然壁なんかも有ったり無かったりするので行ける場所も大きく変わる。
『SF(ソフィアフォース)ダンジョン』はギミック重視の高難易度ダンジョン。
強力な雑魚が無限沸きする状況で、色の付いたスイッチに対応した武器を当ててゲートを開いていく。
敵の配置もギミックの一部で、スイッチの直ぐ傍に攻撃当てたらダメな敵が居たりとかなり難しい。
ダンジョン内入口に有る『超次元空間』に入ればスタイルが一転。
敵は強く無いしギミックも無いが、迷路の様に広いマップを時間内に駆け抜けるスタイルになる。どちらかと言うとこちらの方が簡単に突破可能。
どちらの方法でも最深部まで到達できるので、やりやすい方で攻略可能なのは有りがたい。
細かい変更点としては
武器がガンレベルに関係無く選択可能、パワーは全武器共通。
特徴の有る武器を状況に合わせて変えられるので戦いやすくなったが、当然それありきの難易度になっているので一つの武器でごり押しは出来ない。
被弾しすぎたからと言って、ブラスターをマスターする必要は無くなったが、結局どの武器でもLv1の時は弱く辛い。
サイドビュー時のジェイソンがアキュラ君と同じ仕様のホバリングを獲得。
スペランカー並の落下耐性は完全に克服された。
【感想】
100点:ファミコン風2Dドットアクションの1つの完成形と言える作品。
さすがインティ作品。
アクション面はファミコン世代を意識しているだけあってなかなか骨太。
壁蹴りや特殊武器を駆使して画面全体を簡単操作でストレス無く飛び回れるのはロックマンゼロシリーズのノウハウが有ってのもだと言う事が良くわかる。
だんだんと確実に動きのパターンを見切れるように設計されたボス戦は、上達の実感も有って物凄く面白い。
ストーリーは感動の一言。
ロボット物の王道だけど、だからこそ非常に熱い。
1と2のラストバトルはロマン詰め合わせみたいな状況だったし、
3の最後なんて見事に『逆転』されてしまった。
ジェイソンとイブの話はこれで終わりらしいけど、また続編を臭わせるエンディングだったので期待大。
続編は出て欲しいし2人のその後も気になるけど、また2人が酷い目に合う可能性が…
もう本当に2人は幸せになって欲しい…
DLC参戦の「ガンヴォルト」と「アキュラ」はシリーズの外伝作品かと思えてしまうほどの完成度なのでコレ目当てに買っても後悔はないと思う。
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